medtoolzさんのブログより『頼みかた』

http://ulog.cc/a/medtoolz/18159
より一部引用

何回かの試行錯誤を行う中で、「○○病院の○○と申します。当院で患者さんが亡くなりました。事件性があると判断されますので、検死に来ていただけませんか?」とお願いするやりかたを見出してから、不毛なやり取りは消失した。
大量飲酒で大暴れする患者さんに殴られて、警察に助けてもらう機会は昔から時々あって、こんな時にも、「病院で患者さんが暴れています。助けてください」みたいなお願いには、効果がなかった。
どんな依頼をしたところで、警察官はもちろん来てくれるのだけれど、警察は時々、暴れるその人を病院の玄関まで連れて行ったら、そこで解放してしまった。患者さんはもちろん酔って怒っているから、そのまま病院に引き返してもう一悶着おこす。大変なことになる。
不毛なやり取りを何回か繰り返した結果として、こうしたケースでは「○○病院の○○と申します。当院を受診した患者さんが暴力をふるい、診療に支障をきたしています。病院として警察に排除と保護を求めたいのですが」(うろ覚え) という言い回しを行うことで、問題が解決するようになった。
警察もそうだし、企業もおそらく、「組織」というものは一般的に、判断を行う機能がそもそもないか、組織としての判断を求められる状況を嫌うのだろうと思う。
問題がそこに発生しているのが事実であっても、通知を行った人物が問題の当事者でないのならば、問題解決に出向く行為は「組織の判断」で行われることになってしまう。
組織に何かを依頼する際には、通知を行なっている自分自身がその問題に対してどう当事者であるのか、その問題から、当事者としてどんな不利益を受けたのか、まずはそれを自ら提示することで、組織は圧倒的に動きやすくなる。