久保竜彦インタビュー2

 しかし彼自身、印象深いシーンとして真っ先に挙げたのは、'03年セカンドステージの最終節で優勝を決めた決勝ゴールだった。

 対戦相手はジュビロ磐田。1人少ない状況で迎えた後半ロスタイム、松田が前線にロングボールを送り、一度弾んだボールを突き上げるようなヘディングシュートでゴールに放り込んでいる。久保はこれも「偶然なんかじゃない。練習の成果」と言い切る。

「マツのセンスならあそこからいいボールが来るって思ったし、マツも俺のこと知っとるから『これぐらいで行けるじゃろ』と出したと思う。そんなもんよ。練習で俺はこっからパスが出てくるんかと分かっとったし、マツも『これでも行ける』と、お互いに覚えとったと思う。だから、すり合わせのおかげ」