生涯収入が2億円

http://www.nikkei.com/money/features/18.aspx?g=DGXNMSFK07014_07092012000000&df=2


大卒男子が正社員となった場合、生涯賃金で2億8千万円とされています(ユースフル労働統計2012)。近年低下傾向にあるものの、それでも大きな金額を40年ほどかけて稼いでいくことがわかります。

 これに対し、フリーターやアルバイトのまま60歳まで過ごしたとすればどうなるでしょうか。賃金上昇がほとんどない働き方であるため、生涯賃金はどんどん開いていきます。ざっくり試算しても、9000万円から1億円程度と考えられます。この段階で2億円弱の収入格差になります。

 なお、ここには退職金が含まれていませんので、さらに1000万円以上の受け取り差がつく可能性があります。


老後の人生も考えると生涯収入はさらに拡大します。もし、国民年金を未納するフリーターとして60歳まで過ごした場合、老後の年金はゼロです。しかし標準的な会社員として60歳まで働いた場合、老後の年金は国のモデルでも月額16万〜17万円はもらえます。平均余命を考えると約20年はもらえますから、実はこれ、3840万円の収入になるほどの財産なのです(バラ色老後に公的年金は絶対必要です。その話は改めてします)。

 これらをすべて合計すると2億3千万円以上の違いが「働き方」を通じて生まれる可能性がある、ということが分かります。