サッカー選手の会計上の価値=移籍金の額、それ以外の選手は価値0円

すなわちユースから移籍一回もしなかった
マルディー二のような選手の会計上の価値は0円、なんだそうです。

「ACミラン」はペーパーカンパニーを作って商標権を売ることで
クラブには会計上、莫大な収入が入ることになり、クラブの経営状態を実際よりいいものに見せかけることができる。今は禁止されているが、かつてイタリアで使われていた手法だという。



サッカー日本代表:宮本がFIFA大学院で学んでいること
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO50942910U3A120C1000000/?df=2

サッカークラブにとって、選手は最大の財産といえるだろう。では、クラブの経営状態を表す財務諸表で、選手の価値がどのように表現されるかご存じだろうか。



ミラノではFIFAマスターの2つめのテーマ、マネジメントについて学んでいる
 一般企業と同じように、クラブが抱える資産と負債の額はバランスシートで示される。ユースからそのままトップチームに昇格してプレーしている選手の場合、実はバランスシートには何も記録されない。その選手の「金額」がまだ決まっていないからだ。

■他クラブから獲得した選手が…

 他のクラブから獲得した選手の場合は違う。相手クラブに支払った移籍金の額が資産として計上され、契約年数によって減価償却されていく。パソコンや工作機械など、一般企業の設備と同じ具合だ。

 仮に僕(宮本)自身のケースで考えてみよう。G大阪でプレーしていたときはユース上がりだったので、バランスシートには登場しない。

 ザルツブルク(オーストリア)から日本に戻り、神戸に加入したときは資産として処理される。会計基準は国やクラブによっても違うが、欧州ではこの方法が主流だそうだ。

 イタリア1部リーグ(セリエA)のACミランで40歳までプレーしたパオロ・マルディーニという選手がいる。セリエAの史上最多出場647試合という金字塔を打ち立てたが、ユースから引退までミラン一筋だったため、会計上は生涯、値段がつかないままだった。

■クラブの名前自体が大きなブランド価値

 国際サッカー連盟(FIFA)の大学院、FIFAマスターに籍を置く僕は今、そのミランの地元でこういった内容を勉強している。年明けから始まった2つ目のテーマがマネジメントの授業だ。

 クラブの財産には、選手のように会計的な処理が難しいものが他にもある。ミランのように世界中に名がとどろいている名門なら、クラブの名前自体が大きなブランド価値を持つ。

 それは本来、値段をつけることのできない無形の財産のはず。しかし、クラブがペーパーカンパニーを設立し、その企業にブランド名を売却することも手続き的には可能だ。